今年は猛暑と雨不足でテレビでも松茸の不作が報じられています。
9月に境界確認で山に入ったところ地面はカラカラ、毒キノコでさえはえていない状況でキノコ採りは諦めていたのですが10月3連休にまとまった雨が降って気温も急激に下がったため昨日ダメ元でキノコ採りに行ってきました。
まあ無理だろうと思っていたのですが・・・山に入って100mも歩かないうちに おっ出てる。
これまで我慢していたキノコが一気に顔を出してきたようです。
これハナイグチというキノコですが私の地元ではジコボウといって毒キノコと見分けも簡単で人気があり秋になると地元のスーパーや直売所には並びます。
ただすぐに傷むので流通には向かずおそらく都会の方は見たこともないと思います。
1時間ほど歩いたのですが近年では珍しいほど沢山採れました。
ナメコみたいに笠の表面がヌルヌルしたキノコなので焼いたりはできず汁物にするのが最高です。
松茸のような高貴な香りではありませんがちょっと土臭いというか大地の匂いが感じられ味噌汁に入れるととってもいい味が出ます。
いや~これを食べると長野県の秋を感じます。今日はサンマを買ってきたので夕飯はサンマとキノコ汁。
自家製の大根をおろして、知り合いからいただいたスダチを絞って秋の味覚を満喫したいと思います。