今年もいよいよ収穫間近となったリンゴの袋とりをしました。最近のリンゴ栽培は袋をかけない無袋栽培が主流ですが私は面倒でも袋をかけています。
色の違うリンゴが実を付けていますがこれは同じ品種の同じ樹の実です。赤く色づいているのは半透明の袋を掛けたもので色のついていないものは厚手の袋をかけたものです。
今年は大きな実が付いており袋を破くほど順調に成長してくれました。
しかし袋が破れてリンゴの表面が出ているところの色が変わっているところがありますよね。これはカメムシがリンゴの果汁を吸った後です。
タイミングよく今朝の羽鳥慎一モーニングショーでカメムシ被害を取り上げていましたが梨、柿、ブドウの果樹から米まで今年はカメムシ被害が広がっているそうです。
半分以上が出荷できなくなってしまった農家が取材されていましたが泣きたい気持ちはよくわかります。
またシャインマスカットは袋の上から汁を吸ってしまって防ぎようがないと説明されていましたがまさにその通り。袋を掛けてあっても袋をとると吸った後がびっしり。
見事にカメムシ被害の跡が・・・
私も7割から8割がこのような被害を受けてしまいました。1年間育てて収穫の時は苦労が報われるのですが今年は一年の疲れが倍増してしまいました。
テレビでは消毒をしても翌日にはカメムシが飛んできていると報じていた通り消毒をしても袋をかけても防ぎようがないみたいです。
こんな被害を出して触れば悪臭、消毒も効きにくい、最も厄介な害虫かもしれません。