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百笑一気 ~笑顔が好きだから~

早期退職して長野県で晴耕雨読の生活をしています。第二の故郷は中国上海です

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ゴルフ Vol.108 ~三井の森蓼科カントリー~

いよいよ冬ゴルフの季節になりました。

ゴルフをやらない人からするとなぜ寒い中、無理して外へ出るのか?と疑問だと思いますがゴルファーにとっては冬のゴルフもまた格別です。

しかし(キングダム風に)平地の民のゴルフと山の民の冬ゴルフは全く違います。

標高1200mのゴルフ場では9時過ぎのスタートなのに写真では判りにくいですが霜で真っ白、気温も氷点下だったと思います。

もうすぐクローズなのでゴルフ場も人手はかけてなくレストランも営業せずスループレー、グリーンの霜よけシートもかけてありません。

10月から調子を崩していましたが変にスコアを狙ったりせず力を抜いてスイングするようになって復調してきて今日はパーオンの場面が多かったのですが・・・

グリーンがカチカチでそのままグリーン上で大きくバウンドして大きくオーバー。

バーディーチャンスかと思いきやあわやOBの場面が度々ありました。

グリーンも霜がついているところとそうでないところがあって距離が全く合わずショットは良かったのですが100叩きしてしまいました。

目の前に真っ白な八ヶ岳。綺麗な景色を見れて冬ゴルフを満喫できましたが、長野県のゴルフはこれで最後として次回から山の民は山を下りて山梨県でプレーしようと思います。

 

百姓日記 Vol.202 ~シイタケ~

山の中に住んでいるだけあってキノコ好きです。

秋には山に採りに行きますしスーパーでもマイタケやエリンギなど良く買います。

今年はシイタケ、ナメコ、クリタケの三種類の原木栽培に挑戦してみました。

ここでようやくシイタケが生えてきて食べてみましたがやはり香りも強く肉厚で歯ごたえがあってとても美味しかったです。

残念ながらナメコとクリタケは出てこずシイタケも写真に写っている3本だけでした。

今年の猛暑、少雨が良くなかったのか思ったように収穫できず3000円以上かけてシイタケ3本。

少々高くついてしまいましたが、もう少し研究してナメコとクリタケを収穫してみたいものです。おそらくクリタケは見たことの無い方も多いと思いますが酢の物にするととても美味しいんですよ。来年は写真付きでブログネタにできるよう再度挑戦してみたいと思います。

 

雑感 Vol.251 ~メジナのタタキ~

先日高知出身の学生時代の先輩が遊びに来てくれ高知名物のカツオのタタキならぬメジナのタタキを作ってくれました。

近所に鮮魚をあつかう角上魚類という店がありそこで新鮮なメジナが売っていたので3枚におろしてもらい準備しました。

先輩は調理師の免許も持っていて魚に詳しいのでメジナは皮が美味しいからとあえて皮を残しています。

タタキを作るのには稲藁が良いということですが百姓家には藁は沢山あります。

もち米を蒸す釜に焼き肉用の網をのっけて準備完了。稲藁は一気に燃え上がり魚の表面に焦げ目と藁が燃えた独特の香りをつけてくれました。

焼けた後は氷水で一気に冷やすことで身がしまります。

味付けは先輩がやってくれ玉ねぎとニンニクのスライスをのっけて出来上がり。

主役のメジナが玉ねぎに隠れて判らない写真になってしまいましたが、やはりメジナの皮は噛むといい味がでて燻製に似た煙の香りとともに食欲をそそります。

この調理方法は別名土佐造りというそうですが、長野県人でこんな調理方法を知っている人は少ないし、昔は新鮮な魚も手に入りませんでした。

まだまだ味わったことの無い郷土料理が日本には沢山あると思いますが、残りの人生で一つでも多く味わってみたいと思います。

 

 

百姓日記 Vol.201 ~セロリ~

今年も農作物の出荷が終わり後片付けを残すのみになりました。

私の住む長野県諏訪地方の特産品セロリも最後の出荷になるということで知り合いのセロリ農家に今年最後の収穫品を買いに行きました。

セロリ農家は夜中の1時~3時に収穫を始め7時には取り終えるので久しぶりに朝6時前に起きて夜明け前の八ヶ岳に向かって車を走らせましたが稜線がとても綺麗です。

夏のセロリを買いに行くときは涼しくて気持ちいいのですが、まだ薄暗く周辺は霜で真っ白、八ヶ岳の反対側の諏訪湖方面は霧に覆われていました。

日本一の産地だけあってとても大きな株のセロリを譲っていただきました。方言なのでしょうが我々はセロリではなく「セルリー」というので袋の印刷が間違っているわけではありません。

数時間まで畑に根を下ろしていたセロリはシャキシャキで噛むと水分が弾けてとても美味しく正に早起きは三文の得です。

夜明け間近の幻想的な風景を楽しめるのもお得ですね。

 

百姓日記 Vol.200 ~柿収穫~

今年も沢山の柿が実をつけてくれ収穫しました。

美味しい果物の証である白い粉のブルームが表面を覆っています。

黄色く色付いて美味しそうなのですが渋柿なのでこのままでは食べられず焼酎で渋抜きしたり干し柿にしないといけません。

でも田舎では結構人気があって地元のスーパーの直売コーナーに並べると良く売れます。今年も200kg以上収穫し1kgに袋詰めして300円~350円で売ってそこそこの小遣い稼ぎになりました。

なんといっても柿は他の果物と違って消毒をしなくても虫はつかないし肥料をやらなくても毎年実を付けてくれる農家にとってありがたい作物です。

何もしなくても柿は育ってくれるのですが、高いところの収穫は脚立に立ったり木に登ったりしなければならず、最近は運動神経や体の柔軟性の衰えを感じます。

柿よりも私の方が衰えて収穫できなくなる日の方が早くやってきそうです。

雑感 Vol.250 ~八ヶ岳冠雪~

さび~っ。

昨日の雨は平地では雨でしたがさすがにこの寒さ、今朝八ヶ岳が雪で真っ白になっていました。

当然家では既にコタツとストーブは出しており今朝はストーブを使いました。

野菜の出荷もほぼ終わりあとは畑の片付けを残すのみ、今年も終わりが近づいています。

今日は農協の出荷反省会があり白樺湖畔のホテル、関東ではテレビCMで流れている

♪白樺リゾート 池の平ホテル♪ で反省会の後、4時から宴会でした。

白樺湖近くの蓼科山も綺麗に雪化粧していました。

いくら温暖化とはいえ長野県の冬はやっぱり厳しいです。

 

百姓日記 Vol.199 ~秋ブロッコリー出荷~

ブロッコリーは夏と秋、作付面積はわずかですが年2回出荷しています。

10月から秋の出荷が始まっていますが、夏に比べて秋は成長の速度が遅いため3日に1回程度の出荷で済むため夏のように出荷に追いまくられることはありません。

ここ数日は暖かい日が続いていますが長野県では既に霜も降りており、この霜が野菜を甘く美味しくしてくれます。

霜に当たったブロッコリーアントシアニンなどの栄養素も増えてくることがデータで証明されているそうです。

長野県で有名な野沢菜やネギなども霜にあたると甘く柔らかくなって美味しくなるんですよ。

でも寒い中の作業は結構大変です。

そして悲しいことに価格が急落してしまいました。

この16個入りの箱が10月は3200円していたのが今日は1200円。

出荷用の箱が300円して農協の手数料で20%は取られるので私の手取りは700円程度。

他の生産地の出荷量が増えてきたからだと思いますがこの霜に当たったブロッコリーは栄養もあって甘くて価値があると思うんですけどね。

残念ながら経済の原理原則は百姓がいくら騒いでも変えることはできないようです。