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百笑一気 ~笑顔が好きだから~

早期退職して長野県で晴耕雨読の生活をしています。第二の故郷は中国上海です

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雑感 Vol.69 ~アヤメ~

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庭のアヤメが綺麗に咲きました。一緒にジャーマンアイリスも咲いていますがやはり日本のアヤメの方が繊細で可憐なような気がします。

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ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリスの方が花も大きく茎も太く毎年どんどん増えていきます。だいたい外来種が入ってくると日本の固有種は駆逐されてしまうことが多いですが、アヤメの近くにジャーマンアイリスを植えたらアヤメは減っていくかもしれません。

「いずれアヤメかカキツバタ」甲乙つけがたい時に使うことがですが、アヤメとカキツバタの違いって知りませんでした。花びらの根元に白い縞模様があるのがアヤメだそうです。ブログ書いていると色々調べるので知識がついて楽しいですね。

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百姓日記 Vol.45 ~ジュリボフロアブル~

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サラリーマンやめて百姓専業になりましたが色々な人が応援してくれ本当にありがたいです。このジュリボフロアブルという農薬は農協の方からいただきましたが調べたら250mlで7000円もするものでした。農薬って高いんですよね。

この農薬、アオムシやヨトウムシなど野菜を食い荒らす害虫の殺虫剤ですが、5月12日に定植したブロッコリに使ってみました。ブロッコリーは虫も大好きのようで消毒しないとムシだらけになってしまいます。畑には蝶が沢山舞ってくるのでモンシロチョウの幼虫のアオムシかと思ったら一番厄介なのはヨトウムシでした。これはヨトウガというガの幼虫で普段は土の中にもぐっており夜になると活動し葉を食い荒らすので夜盗虫と書きます。

農薬って噴霧器で撒くものだと思っていましたが、これは200倍に薄め定植前の苗に水をやるようにして使います。このトレイに撒くだけなので噴霧器を背負って畑を歩き回るのよりは楽に使えます。

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学生時代は理系で実験に明け暮れていたので割と実験好きで農薬の効果も見たかったのでジュリボフロアブルを処理したものと処理しないもので効果を確認してみました。定植から2週間たちやっぱりヨトウムシがついている株がありました。成虫のヨトウガは葉っぱの裏側にどっさりと卵を産みつけるんです。上から見ると左の葉っぱのように白くなっており、右の写真のとおり裏をみると判りにくいですが孵化したばかりのヨトウムシの幼虫が葉っぱの裏に張り付いています。これがもっと大きくなると昼は土にもぐって夜、凄い食欲で野菜を食べつくします。

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ヨトウムシが付いている株数の結果はこんな感じでした。

ジュリボ使用:0株/約100株

ジュリボ未使用:5株/約150株

もう少し時間が経つともっと差が出てくると思いますが、定植から2週間で効果も薄れていると思うし、かなりモンシロチョウの卵も産みつけてあったのでそろそろ農薬散布が必要かと思います。

このヨトウムシ。モンキーママさんはなんと飼育した結果をブログに書かれていてとても面白かったのですが、私は百姓のくせにイモムシ、毛虫系は苦手なのでなるべくお目にかからないよう早めにやっつけたいと思います。

モンキーママさんの座右の銘「彼を知り己をしれば百戦危うからず」の通りまず敵を知って武器(農薬)の選択をして戦いたいと思います。

雑感 Vol.68 ~アサリ~

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先日潮干狩りに行って取ってきたアサリを食べました。今年は不作であまりとれなかったので味も以前に行った時のものよりも落ちているのではないかと少々心配でした。

しかし味は落ちていなくアサリバターはバターとアサリだけで十分な美味しさで残りのスープは次の食事のパスタソースにしましたがこれもまた美味しかったです。

そして私の一番の楽しみはやっぱり味噌汁です。味噌の味とアサリの味が良く合って最高のスープではないでしょうか。

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このアサリバターと味噌汁のアサリは約700g。入場料の上限は4kgだったんですけどね。これを手に入れるためにかかった費用は15000円。一緒に行った姉は草取りしているみたいでいつもと変わらんと文句言っていましたが、そんな野暮なこと言ってはいけません。この味はお金がかかっても年1回は味わう価値があると思います。

百姓日記 Vol.44 ~摘果~

 

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今日は果樹の摘果をしました。栽培している果樹のメインはリンゴですが色々な果物を食べたいためリンゴ以外に1種類1本植えてある果樹の摘果を終えました。

摘果は沢山つけた実の中から美味しく育ちそうなものを残し、それ以外はハサミで落としてしまうちょっと残酷でどれを残すか結構悩んでしまう作業です。

付けたばかりの実は収穫するときと結構違っているので是非何の実か想像してみてください。左が摘果前で右が摘果後で実はかなり落としています。

最初は割と簡単だと思いますが桃でした。桃だけはまだ小さいのに摘果していると桃の香りが漂ってきます。次はこれです。

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あまり食卓には上がることのない果物なので難しかったと思います。これは熟すと紫色になるプルーンでしたが干したものの方が食べる機会は多いですよね。木を植えて3年目ですが今年は沢山実を付けました。次はこれです。

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実の形が特徴ある果樹なので判りやすかったかもしれません。これは洋梨です。洋梨ほど食べるタイミングの難しい果物はないかと思いますが、完熟品を数日置いて少し柔らかくなった時食べると本当に美味しいです。最後はこれです。

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実はこれが一番難しいのではないかと思います。というのも私が自分で苗を植えたのに変な実だなと思いつつ実が大きくなるまでリンゴだと思っていました。これは梨です。南水という黒っぽい梨なのですが、最初は緑色なんですね。果樹は病気になりやすく昨年この梨は30個くらい収穫する予定でしたが、結局1個しか収穫できませんでした。今年は順調に育ってくれるよう時間があるのでしっかりと世話をしたいと思います。

昔のクイズ思い出したのでおまけです。

果物チームと野菜チームが野球をしました。9回裏0対0の同点で果物チームの攻撃ですが2アウトランナーなし。ここでバッターの桃が3塁打を打ったところで試合が終わってしまいました。さてなぜでしょう?

 

 

雑感 Vol.67 ~ミルクラン~

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廃棄品回収で整理した蔵の中から出てきた骨董品ネタ第3号ですが訳の分からないタイトルなのでまず説明させてください。

サラリーマン最後の職場は製品の部品を調達する部門で主に部品のコストダウンを進めており、部品のお取引先様に無理難題を押し付けるのが仕事・・ではなく、たまには色々な方策も考えていました。

ある時、海外の生産工場の若手とコストダウンネタを検討していたところ「ミルクランはもうやってますよ」

ん?何それ??さすがに今の若者は粋なワード使いやがると思いつつ、すぐに理解できました。通常部品メーカーは個々に輸送便を仕立て部品を納入するのですが、部品が小さかったり、取引量が少なかったりでトラックの積載率が低く効率が悪い場合も多く、納入先のメーカーがトラックを仕立て部品メーカーを回って自ら部品を集め、輸送費分の金額をコストダウンしてもらう物流方式がミルクランです。

昔、酪農は農家の仕事の一部でもあり牛乳メーカーは農家を回り搾りたての生乳を集めていたためこの名前が現代の物流にも使われるようになったそうです。

昭和40年代前半は我が家でも牛を飼っており家の前に牛乳の缶を置いてトラックが持って行くミルクランを子供の頃見てたので現代のミルクランの意味がすぐ判りました。写真の右側の金属の容器がミルクランで使われていた牛乳の容器で左側は乳搾り機の一部分だと思います。思いますというのは牛乳の容器はうっすらと記憶に残ってるのですが、この乳搾り機は記憶に残っていませんでした。手で乳搾りをした記憶も少しだけ残っていますが、子供の小さい手ではほとんど乳が出なかったように思います。

この容器と乳搾り機は保管しておいても価値はなさそうなので廃品回収に出してしまいました。しかし記憶に残っている搾りたての牛乳を温めた時にできるたんぱく質の固まった膜の厚さ、膜を食べた後に飲む牛乳の味の濃さ、これはいつかまた味わえたらいいなと思います。

 

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ゴルフ Vol.15 ~晴ケ峰カントリー~

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地元の友人と晴ケ峰カントリーで午後スループレーしてきました。3月、4月は八ヶ岳山麓蓼科高原のゴルフ場でプレーをしましたが晴ケ峰カントリーは八ヶ岳の反対側の山脈にあるので写真のように八ヶ岳とその山麓の田畑や街並みが一望できます。この写真を撮ったスタートホールで標高1400mあるので新緑の中、風も気持ちよく快適なゴルフでした。

3月からほぼ週イチでプレーしていたので前回5月3日のスタートホール11打、撃沈100叩きから三週間ぶりと久しぶりのプレーでした。

この三週間、さすがにマズいと思って色々変えました。これまでの私のゴルフは調子が出てくると飛距離追求し、練習場でドライバーをぶん回しフォームを崩して元に戻るという繰り返しでした。そこで練習場に行くのをやめました。その間何をしていたかというと、Testute師匠「風にのせて」のブログに書かれていたインパクトゾーンの練習です。家の庭で8時4時のストロークでアプローチ練習を毎日50球くらい続けました。この練習ではアプローチの練習だけでなく、クラブの引き方、降ろし方の違いでこういう球筋になるんだということが判りました。この練習のおかげで調子の悪い時に出るドライバーのチーピンも原因が判りました。

やっぱり悪い時の原因が判るって大事ですね。対策を打つことができます。何とか今日は最終ホールまで目標の80台を狙えるスコアで回り、ショートホールも3ホール、ワンオンできて、最終ホールは力んで80台には届きませんでしたが納得のいくラウンドとなりました。私の学生時代の友人はRIZAPゴルフで私を懲らしめるためにお金をかけて練習していますが、私はTetsute理論で対抗したいと思います。

それにしても今日もプレー前に問診票を書いたり緊急事態宣言解除後もコロナ対策がいたるところでとられていました。でもバッグも自分で出し入れするスループレーで6600円。ゴルフを楽しむにはこれで十分ですね。コロナ終息後はこれが標準となってゴルフの在り方も変わるんではないかと思いました。

 

 

 

雑感 Vol.66 ~東幡豆 潮干狩り~

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コロナ緊急事態宣言も解除され久しぶりに遠出をしました。サラリーマンやめて時間ができたらすぐ行きたかったのが愛知県東幡豆(ひがしはず)の潮干狩りです。

10年以上前、子供3人がまだ小学生以下だった頃、参観日の振り替え休みを利用して義理の父母も一緒に出掛けたところです。ここで採ったアサリがとても美味しくてもう一度食べたいと思っていました。自宅から230km、3時間かけて到着しましたが入口に「今年はアサリがあまりいません。制限(2kg)まで採れないことを承知の上入場料(1200円)をお支払いください」と書いてありました。イヤな予感・・

引き返すわけにもいけないので入場料を支払って潮干狩りを始めましたが、やっぱりいない。でもそのうちコツを覚えてだんだん採れ始めました。前回は制限を超えてお金を払って持ち帰ったのに今回は二人4kgの制限に対し2kgも採れませんでした。

写真の島へ続く干潟も満潮時は海の中に沈む珍しい地形のようですし、久しぶりに海を見れたので満足です。高速の車も少なく、サービスエリアの売店は閉まっているところもありコロナの影響はまだまだいたるところで見かけました。そういえばサービスエリアにも50枚入りのマスクが売っていました。

今夜は砂を吐かせて、アサリバターと味噌汁で食べるのが楽しみです。

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