ブロッコリーは夏と秋、作付面積はわずかですが年2回出荷しています。
10月から秋の出荷が始まっていますが、夏に比べて秋は成長の速度が遅いため3日に1回程度の出荷で済むため夏のように出荷に追いまくられることはありません。
ここ数日は暖かい日が続いていますが長野県では既に霜も降りており、この霜が野菜を甘く美味しくしてくれます。
霜に当たったブロッコリーはアントシアニンなどの栄養素も増えてくることがデータで証明されているそうです。
長野県で有名な野沢菜やネギなども霜にあたると甘く柔らかくなって美味しくなるんですよ。
でも寒い中の作業は結構大変です。
そして悲しいことに価格が急落してしまいました。
この16個入りの箱が10月は3200円していたのが今日は1200円。
出荷用の箱が300円して農協の手数料で20%は取られるので私の手取りは700円程度。
他の生産地の出荷量が増えてきたからだと思いますがこの霜に当たったブロッコリーは栄養もあって甘くて価値があると思うんですけどね。
残念ながら経済の原理原則は百姓がいくら騒いでも変えることはできないようです。