今日は雲一つない快晴の中、今年最後のリンゴの消毒をしました。すでに収穫は終わっているのですが、リンゴの木は腐乱病という病気にかかりやすいので雪が降る前に殺菌剤を木にかけます。
本当に良い天気で八ヶ岳がとても綺麗でした。八ヶ岳のセンターはブログトップに使っているのでこれは南八ヶ岳の権現岳(中心)と編笠岳(右端)です。
残念ながら今年のリンゴの出来は過去最低の出来となってしまいました。
秋は好天が続いたのでいつも通り赤く色づいて出来はまあまあかと思ったのですが・・・
通常ですとうちのリンゴ畑は南斜面で太陽の光をたっぷりと浴びるので蜜がしっかりと入ります。
蜜といってもこの黄色の部分は水分が多いだけで甘くはないのですが、美味しいリンゴのサインになります。
この写真は以前のものですが、残念ながら今年のリンゴはこの蜜が全く入っていません。地元の直売所などで話を聞くと今年は長野県全体でリンゴの出来が悪く贈答用の品質の良いものは数が全然足りないようです。
春先の霜や夏の長雨が原因と言われていますが、私はお盆の長雨が原因ではないかと思っています。6月の摘果の時にはとても良い実がついていたので霜が原因ではないはずで、お盆の長雨のため実の成長期に日照時間が極端に減ったのが原因だと思います。我が家の太陽光発電の実績も8月は10月よりも少ない発電量でした。
人間はコロナで密を避けなければならなかったのですが、まさかリンゴも蜜を避けたのか!なんてことはないですね。