長野県茅野市に浅川菓子店という老夫婦が営む和菓子屋さんがあります。
私が物心ついたころから営業しており子供の頃、親に連れられていった記憶がうっすらと残っています。
30代の頃、祖母の葬儀で使うお菓子を注文して取りに行ったとき店のご主人から「あのボクかい?大きくなったなあ」と言われたのははっきりと記憶しています。
道路拡張のため昔の店はだいぶ前になくなって近くに小さな店を出していたのですが気づくこともなく何十年が過ぎましたが、先日近所の方からこの店のずんだ大福をいただきました。
この写真だとわかりませんがこれめちゃくちゃ美味しいんです。
余計に美味しくなさそうになってしまいましたがこの中のずんだの味付けが最高なんです。おそらく良い豆を使っているんだろうと思います。
また餅はおそらく添加物を使ってない本物の餅のようで夕方には少し固くなり始め翌日になると固くて台無しになってしまうので賞味期限は8時間もないのではないでしょうか。
これで一つ150円。都会で売ったら300円でも行列ができてすぐに売り切れるのは間違いありません。
賞味期限が短いのでネット販売は無理で老夫婦の気分次第で店を開けているようなので営業日もはっきりしていません。
まあ田舎暮らしをしているとこういった隠れた名店の味を楽しめるのも良いところです。伝わりませんが、これ都会だったら人気で手に入れるのは至難の業と言っていいほどの美味しさなんですよ。