毛虫嫌いの方には気持ち悪い写真でスミマセン。今年は害虫の活動が活発で庭の柿の木にアメリカシロヒトリが巣を作りました。
アメリカもとんでもないものを送り込んでくれたものです。こいつが厄介なのは物凄い繁殖力。初夏と秋に繁殖期があり孵化したばかりの幼虫が作った巣の段階で防除しないととんでもないことになります。最初は写真のような巣の中で活動していますが、もう一回り大きくなると巣の外に出て葉を食べつくしてしまいます。
巣の段階で防除するときは、殺虫剤をかけてもいいのですが、巣が邪魔をして殺虫剤が届かない場合があります。噴霧器の圧力を高くしてしっかりとかければ良いですが、確実なのは巣がある枝を切り取って、踏みつぶすか燃やすのが一番です。私は踏みつぶすのも気持ち悪いので火あぶりの刑にしてしまいます。
それにしても外来種の繁殖力と生命力は凄いものがあります。子供が小さいころ近くのため池に釣りに行って良く釣れたブルーギル。飲み込んだ針を無理やり外しても元気に生きていました。海外と貿易や人の往来が盛んになった今、仕方のないことかもしれませんがこれ以上害虫やウイルスが入ってもないことを祈りたいものです。