ブログを拝見していると家庭菜園やガーデニングされている皆さんも結構ヨトウムシに苦労されているのに驚きました。農家ではブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科の植物は特にヨトウムシ対策が必要です。先週の金曜日、農協の指導員方が来て畑を巡回した時に、そろそろ殺虫剤まかないとマズいなと思っていましたが週末は雨。わずか3日だけですが本日畑に行ったらなんじゃこりゃ!!
なんと一部のブロッコリーが食い荒らされていました。3日でこんなになるのかと驚きましたがここで切り札を切ることにしました。
トップの写真の日産化学グレーシア。昨年発売されて良く効くため一時は手に入らないほどの殺虫剤です。(最近はホームセンターでも手に入ります)
こんな時、持つべきものは友達です。私の親友の会社の商品であったため手に入らないと文句言ったらサンプルを送ってくれました。農学部で成績優秀だった彼とは別の学部でしたが部活が一緒で一生の付き合いとなりました。学生時代からコンパでは盛り上げ役、合宿などではみんなが困らないよう気を配る人望厚いナイスガイでした。そういえば私が中国へ赴任する際もわざわざ成田空港のホテルまで見送りに来てくれました。そんな人格者なので今では営業部長さん、偶然にも彼の部下が私の地区の担当です。
このグレーシアを本日散布しましたが、これ効きますねー。こんな感じで虫食いの穴がある葉をちぎったらやっぱりヨトウムシの2齢くらいの大きさのものが何匹もついていました。しかし・・・
このちぎった葉にもグレーシアを散布してしばらくしてから見てみるとヨトウムシさん既に変色して絶命されていました。
食毒効果(農薬を散布した葉を食べると死ぬ)があるとの説明でしたが散布して接触でもすぐに効果がありました。さらに嬉しいのは2週間くらい効果の持続性があるとのこと。来週くらいには蕾(ブロッコリーの食べるところ)が付き始めるのですが、この時期に害虫が付くと蕾の中にもぐりこんで中から食い荒らされ売り物にならなくなります。ギリギリ間に合った感じです。
高い農薬をありがとう!まあ3月の温泉宿泊ゴルフの麻雀でボロ負けしたからいいよね。次回もハネ満振り込むよ!ちなみに我々の麻雀は黒川ルールで合法の範囲内です。