ブログを始めてまだ1年足らず、あまり気持ち悪い系の写真を載せるのは良くないマナーかと思っていましたが、結構皆さん害虫の写真を載せていて、しかも女性の方が多いので少々驚いています。私の妻は虫が大嫌いで野菜から虫が出ようものならこの世の終わりのような叫び声を上げたり、車の中に蜂が入ってきて大騒ぎして運転中の私と喧嘩になったこともあります。実は私もあまり得意ではないのでこの時期は気持ち悪い虫と遭遇して鳥肌たてながら作業しています。
今年は参りました。ブロッコリーもあっという間にヨトウムシがついて消毒したばかりなのですがパセリもご覧の通り白く食い荒らされていました。勇気のある方は拡大して何匹いるか数えてみてください。
このように食い荒らされた枝は取って捨てますが、取るとボトボトとこんな感じで落ちてきます。
6月にこんなに発生することは経験がなく、これも上旬に30度近い日が続いた温暖化の影響かと思います。虫食いは当然出荷できないのですぐ殺虫剤を散布しましたが出荷する野菜は使える農薬が決まられ、種類によって出荷の1週間前までとか3日前までとか使用できるタイミングも決まっているので選ぶのに苦労します。
先日書いた日産化学のグレーシア。非常に良く効いたので使いたかったのですがブロッコリーだけでパセリには使用許可が下りていませんでした。こんなわけで農家は農薬に対する管理には結構気を使っていて、日誌につけて報告していますし、定期的に出荷品の残留農薬検査も受けています。
ということで安心して食べてくださいね。