普段は健康を考えてお酒は週1、2回にしているのですが正月は帰省した子供と飲むのが楽しみで年末から6連投となってしまいました。息子が日本酒が好きなので普段はあまり飲まないのですが、とっておきの日本酒で一杯やりました。私が学生の頃は焼酎ブームで日本酒と言えばオヤジが飲む酒で、二日酔いもしやすいといわれどちらかというと敬遠されていたように思います。
しかし最近は美味しい日本酒が作られ復権してきています。今回開けたのは「勝駒」。富山県の6人しかいない酒蔵で毎年作れるだけしか供給されない貴重な銘柄です。知名度は低いかもしれませんが、お米の良い香りがして甘くも辛くも無く飲みやすいお酒で二人で飲むと900mlはあっというまに空いてしまう銘酒です。この辺の酒屋では当然置いてなく富山出身の会社の若手が帰省した時に苦労して手に入れてくれました。富山の店でも置いてあるところは少なく置いてあっても他の銘柄と抱き合わせ販売していたりなかなか手に入らないようです。希少価値がより美味しさを引き立てます。一時焼酎の赤霧島が最近は生産量を増やしたのか、いつでも手に入り紙パック品まで出てきてちょっと価値がなくなってきたような気がします。勝駒は手に入らなくてもよいので今の作り方を続けていただき、たまに飲むときの満足感をいつまでも味わえたら良いと思います。
もう一つは京都の「稼ぎ頭」。これはただグラスに入っていたものを飲めば白ワインと間違えるくらいフルーティな味と香りの新しいタイプの日本酒でした。日本酒好きの人にとってはこれは日本酒じゃねぇと言いそうですが、私は結構好きです。こちらもなかなか手に入れることは難しいようです。
いずれにしても日本伝統のお酒が、昔ながらの作り方にこだわり続けたり、新しい味にチャレンジしたり切磋琢磨して美味しいものを提供してくれるのは素晴らしいことだと思います。さてと一番下の娘が帰る明日までは連投を続けようかな。