2020年オリンピックイヤーが始まりました。今年は天気が良く少々遠いですが北アルプスの穂高、槍、常念が綺麗に見えました。正月といえば年賀状。日本を離れたり喪中が続いたりで枚数はだいぶ減ったため今年は印刷済のものを買ってきて済ませましたが、年賀状の作り方を振り返るとだいぶ時代も変わりました。
小学校の頃は年末年始休みの宿題兼ねてゴム版や芋版(ジャガイモを半分に切って字を掘る)を作ったりしましたが、高校生くらいからプリントごっこが出てきてその手軽さに驚かされました。ただ版下をつくるランプと毎年買って半分も使わないインクに結構金がかかりました。毎年、金銀やパステル系など新しい色が発売されてメーカーの戦略に乗せられていたような・・・。子供ができると子供の写真を使って写真屋さんで写真入り年賀状を作った時期もあり、その後は家庭用プリンタが普及して年賀状ソフトで住所管理もできてデザインの自由度も増してさらに便利になりました。でも一時期、年末年始にやたら沢山流れていたプリンターメーカーのアイドルを使ったTV CM。これも全く見なくなってしまいましたね。現在の若者はLINEで済ませて年賀状なんて出さないだろうから当然のことかもしれません。
栄枯盛衰は世の習いですが、10年後の新年の挨拶はどんな形になっているのでしょうか?サラリーマンやめて365連休となった新年、消えていった年賀状作成ツールや減っていく年賀状を心配するより自分が社会から隔離されないようにしなければいけないですね。