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百笑一気 ~笑顔が好きだから~

早期退職して長野県で晴耕雨読の生活をしています。第二の故郷は中国上海です

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百姓日記 Vol.155 ~ポポー~

ポポーって知ってます?

英名をカスタードアップルといって果実はマンゴーとバナナをミックスさせたような味と香りの果物だそうです。

姉が高校生だったころに食べたことがあると言い毎年送られてくる果樹の苗樹のカタログに載っていたので7年前に苗を購入して植えました。

昨年初めて花が付きましたが遅い霜が来て果物は軒並み影響を受けポポーも実をつけませんでしたが今年は昨年より沢山の花が付きました。

花の数も少なくチョコレート色で下を向いて咲くので一見花には見えず桃やリンゴのような綺麗さもなく、さてこれで実がつくのか??

こんな時にやっぱり頼りになるのがはてなブログ。読者になっているニナシモネさんが何回かポポーのネタを書いており検索しました。

ニナシモネさんはポーポーって言っていますがGoogleで検索するとポーポーで出てきますね。

www.kokochiyoi-blog.com

私は読者になっていただいている方の記事は極力目を通しているのですがなんとこの重要な記事は読んでなく検索して本当に良かったです。

この果樹は受粉をした方が良いとのことで早速筆で受粉してみましたが花が小さくなかなか難しい。うまく受粉できたのかわかりません。

さて今年は実を付けてくれるのか?

マンゴーとバナナをミックスした味と香り、是非味わってみたいものです。

ニナシモネさん。色々教えてほしいことがあるのでよろしくお願いしますね。

 

 

雑感 Vol.201 ~レストラン Dis-Moi~

GWには子供三人が帰省するので久しぶりに家族5人で食事を計画しました。

都会では選択肢が沢山ありますが私の住む長野県茅野市ではこのDis-Moi(ディモア)がダントツだと思います。変わった名前ですがフランス語でちょっと教えてとか話してみてという意味だそうです。

ここのお勧めは和牛ステーキ。

とても柔らかく肉の味が香ばしくニンニクやワサビなどのソースを毎回3種類用意してくれますが塩で食べるのがシンプルで肉を楽しめるような気がします。

今回とても美味しかったのが選べるオードブルで選んだオマールエビのスープ仕立て。

エビはプリプリで美味しいのですが感激したのはスープの美味しさ。

なんとこのキノコは市場にはあまり出回らない「ジコボウ(学名ハナイグチ)」です。味噌汁に入れるととても良い味が出て私は松茸より美味しいと思っており毎年山に採りに行きますがこれもレストランのシェフご夫妻が山から採ってきたようです。

 

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出てくる野菜もシェフが無農薬で作ったもので夏に行くとでてくるトウモロコシのスープは糖度が高く絶品です。

蓼科高原白樺湖にお出かけの際は一度寄ってみてください。

 

雑感 Vol.200 ~アメーラトマト~

GWは恒例の朝霧高原でゴルフをしてきましたが2日とも雨にたたられ富士山も見えずスコアもボロボロで良いことがなかったのですが夜の食事で素晴らしい出会いがありました。

アメーラトマト⁈

前菜にでてきたのですが、食べてみると甘くて普通のトマトではないことが一口でわかりました。

久しぶりに食べ物に感動して帰省する子供に食べさせたいと思いレストランの従業員さんに1個でも売ってもらえないかと頼んだらお土産用があるとのことで注文しました。

家に帰って箱を開けてみると・・・ん? 私の作る桃太郎より一回り小さく色も真っ赤にはなってなくこれで美味しいのかなと。

でもこれが甘くてフルーティで皮もシャキシャキしてとても美味しいんです。

子供たちも感動してくれると思ったのですが、息子は「あっこれドン・キホーテで売ってるよ」

娘二人も「甘いね」とは言いましたが、それほど感激した様子もなく。

このトマトで感動してしまうのは百姓の習性なのでしょうか?

いつもトマト栽培の指導をしてくれる仲間二人にも食べてもらいましたが、私が毎年作る桃太郎を水を与えず育てると実は大きくならず色もオレンジ色で縦にスジが入ってこのようなトマトになり味も全然違うと教えてくれました。

確かにパンフレットにも潅水をギリギリまで控えると書いてあります。

トマトの原産はアンデスの砂漠のような地域なので水は少なくて良い植物なのですがハウスの中の温度が上がると萎れてくるのですぐに水をやってしまいます。

今年は枯れるのを覚悟で数本このアメーラトマトに挑戦したいと思います。

アメ―ラという名の由来は「甘いでしょ」という意味の静岡弁だそうですが長野でも同じです。

このトマトのことを知らせた友人から早速寒いギャグが帰ってきましたが、まだ5月も始まったばかりで遅霜も警戒しなければならないのでやめておきましょう。

百姓日記 Vol.154 ~リンゴ開花~

毎年この時期にはブログネタにしますが今年もリンゴの花が開花しました。

リンゴの花は他の果樹と違って蕾の時は濃いピンク色、花びらを広げると白い花に変わります。

開花直後はピンクと白が混ざり合ってとても可愛らしい花で、もう一つの特徴は花が5つくらいでまとまって咲きます。

だいたい5つの真ん中が最初に咲き一番大きい実になるのでまわりの実は摘果の時に落としてしまいます。

あまり農業のノウハウを教えてくれなかった亡き父がリンゴは花が咲いたときに肥料をやった方が良いと言っていたので今日は肥料をまきました。

昨年はお盆から秋の長雨でリンゴの出来が良くなかったのですが、今年は今のところ遅霜もなく順調です。

私の畑にはリンゴ、桃、スモモ、梨、洋ナシ、カリンと色々な果樹があり今の畑仕事は花を眺めているだけで気持ちが癒されます。

やっぱりストレス無しは最高です。

ということで最後は真っ白な梨の花で締めたいと思います。

 

百姓日記 Vol.153 ~土~

野菜や果物を育てるときに土は本当に大事です。同じ種を捲いても土によって発芽率が大きく違ってくることもあります。

毎年パセリの苗の仮植用に土で数万円使っており私にとっては結構大きな費用となっています。

いつも使っているのはサブライムソイル。30リットルで千円以上しますが細かく均一な土です。

費用削減ができるかと思い今年は百姓仲間がトマトで使っている土を試してみました。

コメリで購入でき40リットルで千円以下。リットルあたりの価格は従来使っている土のほぼ半分です。

この土は木の葉や枝が混ざっていてかなり粗いのがわかります。

並べてみると粗さと色が全然違います。

リスク回避のため少しだけ使ってみましたがやっぱり土による差が出ました。

右側が今まで使っていた細かい土、左側が試してみた粗い土です。わかりにくいかもしれませんが右のほうが均一に大きく成長しています。

この土が悪いわけではなく、仮植時のパセリの根は髪の毛より細いくらいなので粗い土は相性が悪かったのだと思います。

まあ値段が高いだけあって今まで使っていた土の方が手をかけて作っているいるという感じで幼い苗には良さそうです。

今回の実験ではコスト削減には至りませんでしたが、色々と試して違いを見るのもなかなか面白いものです。

 

 

百姓日記 Vol.152 ~桃開花~

桃で有名な山梨や岡山では既に桃の花は散っていると思いますが私の住む地域では現在桃の花が満開です。

これは実は食べられない花桃ですが一つの樹に色の違う花が咲いて観賞用にはなかなか良い樹です。

でもやっぱり花より団子ですよね。

この花は「つきあかり」という黄桃の花です。これは本当に植えてよかったと思えるくらい桃の香りが豊かで食感がしっかりして美味しい実をつけてくれます。

そしてこれは品種はわかりませんが3年前に亡くなった父が20年以上前に植えた樹です。

すでに幹は朽ち果てており父と同じ寿命で毎年今年が最後かと思いますがなんと今年も花をつけています。

花のピンク色が濃くて花も楽しめますが7月には大きな実をつけてくれます。

これから何度も消毒をして一生懸命育てるのですが私は桃アレルギー。生の桃やサクランボを食べると口と喉が痒くなってしまいます。

好きな果物なので少し食べるか桃のスムージーにしたりして収穫を楽しみにしています。

今年も立派な実が収穫できるようこれから頑張って子分沢山の桃太郎になりたいと思います。

 

 

雑感 Vol.199 ~松本市タイ料理 ロータス~

サラリーマン時代の一時期出張で年数回タイに行っていました。

タイ料理は結構口に合って好きなので昨年ゴルフをした時、久しぶりにタイ料理を食べたいという話をしたら元同僚が松本市にあるタイ料理店に誘ってくれました。

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さてこれは何?

初めて食べましたが、バナナが中に入っていてバナナのタコ焼きといった感じです。

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とても美味しかったのがソフトシェルクラブ。

これも初めて食べましたがその名の通り殻が柔らかくそのまま食べられます。タイ米にかけて食べるとこれがまた絶品でした。

見た目より予想以上に美味しかったので食べる前に写真を撮り忘れ途中で撮りましたがこの美味しさが伝わらないのが残念です。

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そしてどうしても食べたかったのが「カオニャオ・マムアン」

出張帰りの空港で必ず食べていたデザートですが甘酸っぱい完熟マンゴー(マムアン)ともち米(カオニャオ)に甘いココナッツミルクをかけた組み合わせが抜群です。

残念ながら日本ではマンゴーが高いのでメニューにはなくマンゴーの代わりに卵焼きを添えて特別に作ってくれました。

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どちらかというとこのもち米にココナッツミルクをかけたものが好きだったので久しぶりに味わえて感激です。

普段は農家のおばちゃんとしか会話しないのでこの日は元同僚家族と部下のタイ、中国、日本の20代女性が一緒でタイ料理とともにインターナショナルな会話も楽しめ最高の食事会になりました。

死ぬまでにもう一度タイで料理を堪能しゴルフをやりたいのですが当面は厳しそうですね。