毎年お盆前には芋掘りをするのですが今年はパセリの出荷が忙しいのと暑くて昼間は家の中で休んでいたためお盆過ぎてからの芋掘りとなりました。
ジャガイモは保存が利くしカレー、シチュー、肉じゃが、ポテトサラダなど家庭料理の定番に欠かせない食材のため毎年色々な種類にチャレンジしています。
今年は以下の3種類です。
紫月(しづき)
北海道の十勝こがねと長崎紫という品種を掛け合わせて2013年に品種登録されたジャガイモです。
名前の通り紫色で表面に凸凹がなく非常に皮の剥きやすい品種で昨年は60kg収穫ができました。今年は34kgの収穫で少なかったのですが、天候のせいなのか、肥料の量なのか原因はわかりませんが十分な収穫量です。
尚、収穫量は種芋1kgあたりの重量です。
はるか
長崎で生まれ北海道で2009年に品種登録されたジャガイモです。
今年初めて栽培しましたが、芽の部分が赤っぽくなっているのが特徴で、一つ一つが大きくなんと57kgも収穫ができました。
グランドペチカ(デストロイヤー)
長崎県でレッドムーンという品種の突然変異で発見され、2000年に品種登録されたジャガイモです。
2年前にも栽培し美味しかったので昨年も作りたかったのですが種芋を調達することができず2年ぶりの栽培となりました。
昨年この品種の代わりに栽培したインカのひとみは小さくて20kg以下の収穫でしたが37kgとまずまずの収穫量です。
なんといってもこの品種の特徴はこの外観。ピンク色の部分に芽があり、これが覆面から覗く目のようでまさにデストロイヤーみたいです。
これから3種類食べ比べるのが楽しみです。
お盆に帰省した子供たちのために先掘りしたデストロイヤーを見せましたが、
何それ???
そっけない反応に四の字固めをかけてやろうとしましたが、平成生まれが理解できないのは当然ですね。