お盆に実習先の広島から帰ってきた甥っ子が広島の隣、山口県の銘酒「獺祭23」を送ってくれました。
獺祭と言えば山口県出身の漫画家、弘兼憲史さんの「島耕作」にも出てきたり、同じく山口県出身の安倍首相が外交でふるまったりした有名なお酒です。
長野県でも品揃えの多い酒屋へ行けば獺祭は手に入るのですが送ってくれたのは桐の箱入りの獺祭23、米の磨きが2割3分でこの名前がついているようですがこれはさすがに初めて見ました。
甥っ子とはお盆にゴルフ3ラウンドして昼の食事やビールは私のカードにつけたので気を使ってくれたと思うのですがこの気遣いが何より嬉しいです。
毎年夏休みに爺ちゃん婆ちゃんのいる私の実家に来て帰る時は小学校低学年までは涙を流していた子供が高校野球を経験し大学でも体育会で鍛えられ成長した姿はまさに隔世の感です。ゴルフではドライバー300ヤード、70台で回りどうあがいても勝てなくなってしまいました。
昨日は団塊世代の悪口を書いてしまいましたが、私が普段接している20代の若者は礼儀正しくこのような気遣いもでき、勉強もしっかりしていて素晴らしい人間が多いと思います。
現在話題のTVドラマ「半沢直樹」の前半の原作は「ロスジェネの逆襲」で就職氷河期で苦労したロスジェネレーションに逆襲(ドラマでは倍返し)をしろという半沢の言葉で締められましたが、ロスジェネの下のこの世代には是非停滞する日本を変えていって欲しいと思うし、その力が確実にあります。
いずれにしても獺祭を作り上げる日本、並びに日本人は捨てたもんじゃないと思います。