サラリーマン時代、私の会社は九州に開発分室があり出張の機会がありました。結局これが最初で最後の九州出張になってしまいましたが、非常に思い出に残る出張なりました。というのは現地の方に是非これを食べた方がいいと食べさせていただいた呼子のイカ。生きているものをすぐにさばいて出してくれる店に連れて行ってもらいましたが写真の通り透明なんですよね。
コリッコリッの歯ごたえで甘みがあってこれまで食べたイカ刺しとは別次元のものでした。またゲソは天ぷらにしていただきましたが、これがまた絶品。生涯ベスト3に入る美味でした。
現在パセリの出荷のために袋詰めする作業はラジオを聴きながらやっているのですがラジオショッピングで呼子のイカを急速冷凍して新鮮なままお届けするという企画が流れました。これは早速買い!!
今日届きましたよ~
急速に冷凍することで細胞を壊さずに保存でき、取れたての状態で食べられるという物で期待は高まりました。
-55度で急速冷凍!細胞は壊さずに保存!!これは期待できそうだと、甥っ子が送ってくれた獺祭で一杯やることにしました。
自然解凍しましたが、ん?透明じゃねぇぞ。少々の不安を感じながら口にしましたが、私の頭の中は直前まで生きていたイカのコリッコリッの食感。なんか残念感が漂ってしまいました。
しかし冷静に食べるとスーパーで売っているイカ刺しとはレベルが違います。獺祭のつまみに美味しくいただきました。
今回の反省は現地で食べた味を期待して最新技術とはいえ一度冷凍したものに同じ味を期待したことでした。
う~ん、同じこと良くありますね。練習場でドライバーが絶好調でこのイメージでコースに出て残念な結果に終わること。やっぱり冷凍は冷凍、あまりに期待値が高いと結果は良くありません。週末のラウンドはドライバーは220ヤード飛べばOK。決して「もう少しでシングル」さんのように280ヤードなんて夢見てはいけません。
でも死ぬまでにもう一度透明なイカを食べてみたいですし、ドライバーも280ヤード飛ばしてみたいですね。人生まだまだやることは沢山あります。