11月に収穫した渋柿は干し柿にしましたが、そろそろ食べ頃になってきました。縁側の前に柿を干した光景は昔はよく見られましたが、今では縁側のある家は少ないし手のかかる干し柿を作る人は少なくなってあまり見られなくなりました。この風流な風景を壊すように今年はネットをかけましたが、昨年カラスにつつかれたためカラスよけにかけました。
ところが、何者かが干し柿を食べ、食べ残しや紐だけになっているものも。50個近く食べられ、明らかにカラスの仕業ではありません。2年前の春先にイチゴがほとんど食べられた時、偶然ハクビシンがイチゴを食べているのに出くわし、イチゴ泥棒はハクビシンと判明しましたがその秋に農作業小屋の中でなんとハクビシンが死んでいました。今年はイチゴの被害はなかったのですが、どうやらハクビシンが生き残っているようです。夜行性のようで見張っているわけにはいかないし、鳥獣保護法というのがあってむやみに野生動物は捕獲できなかったような・・・
田舎ならではの悩みかと思いきや最近では東京でもイノシシが出没したり困ったもんですね。観光地でも猿が人に危害を加えたり、シカが農作物を食べ荒らしたり、動物に罪はないですが、苦労して作ったものを横取りされるとさすがに腹が立ちます。なんとか対策して白く粉をふいた甘い干し柿になるまで手を出さないで欲しいものです。