これまでも何回か記事にしてきましたが苦節7年、遂にポーポーの初収穫をしました。
台風14号の雨で2日間確認をしていなかったら2連の房の一つが落ちて腐り始めていました。流通しないくらいに非常に痛み易い果実だと聞いていましたが2日で腐るなんて予想以上のデリケートさです。
早速残っていた2連の残り一つを収穫しました。
緑色の果実がほんのり黄色くなって手に持った感触では既に柔らかくなっていたので早速味見をしてみました。
皮は薄く中はクリーム色で黒い大きな種が入っています。
人生初ポーポーがいよいよ口に入ります。
ネットの情報だと森のカスタードクリームと言われ、とても甘くマンゴーとバナナを合わせたような味とのこと。
確かに甘くねっとりとして食感はドリアンに近くマンゴーとバナナを合わせた味で、トロピカルフルーツによくある石鹸のような匂いが混ざっています。
これまでに味わったことない独特な果実ですが、私はさっぱりした甘さでシャキシャキ、サクサクの日本の果物の方が好みですね。
トロピカルフルーツのようですが原産地はアメリカ中北部地帯で-30℃まで耐寒性があり標高800mの寒冷地でも育ちました。
さすがに近所でも育てている人は無く、栽培方法や収穫時期などはニナシモネさんに教えていただき何とか収穫できました。ありがとうございます。
私の好みとは少し違った果物ですが、味が濃くて日本の果物にはないねっとり感は好きな人にはたまらない果物かもしれません。
何といっても手に入れることが難しい貴重品なので残りの3連の房も落ちる前に収穫して追熟させることにしました。
私はもう十分味わったので家族に食べてもらうつもりですが、初めて口にする独特の味の果物にどんな反応をするかちょっと楽しみです。