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百笑一気 ~笑顔が好きだから~

早期退職して長野県で晴耕雨読の生活をしています。第二の故郷は中国上海です

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雑感 Vol.101 ~キノコ採り~

キノコ採りに行ってきました。娘の部活で知り合った地元の友人と毎年出かけているのですが昨年は不作で殆ど採れなかったため今年は期待して山に入りました。

ここ2日雨が降って気温も下がっため何とか手ぶら帰りは回避できて、わずかですが収穫がありました。以下採れたキノコ、いつもこの2種類なのですが紹介いたします。

ツガタケ

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ありましたありました。これ、ツガタケというのが正式名称なのですが我々はサマツと呼んでいます。調べるとサマツ(早松)は本来、気の早いマツタケが晩夏から初秋にかけて顔をだしたものを呼ぶそうなのですが、形、香りはマツタケに似ているので私の住む地域ではツガタケのことをサマツと呼んでいるようです。

マツタケも同じで、地面から顔を出しているのは僅かなのですが、これを丁寧に抜くと太くて長いキノコの軸が出てきます。

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マツタケほど香りは強くないのですがホイル焼きにするとよい香りと軸のシャキシャキした歯ごたえがたまりません。マツタケのように菌が育っている決まった場所にしか生えないのでなかなか見つからずキノコ採りにとっては採れると嬉しいキノコです。今日はこれ1本だけでしたが採れたので満足です。

ハナイグチ

正式名称はハナイグチなのですが、地元ではこう呼ぶ人は皆無で「ジコボウ」と呼ばれています。県によっては呼び方が違うようですね。

このキノコはいわゆる雑キノコと呼ばれ割と沢山採れるキノコなのですが最近は昔ほど採れなくなってきています。

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表面がヌルヌルしていてナメコみたいな感じなのですが傘の裏はスポンジ状で毒キノコと間違えることもなく初心者はこのキノコを探すのがお勧めです。

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採れたては傘の裏がクリーム色でとても綺麗なのですが、すぐに茶色く腐り始めるので流通させるのは難しく地元の道の駅などには並びますが東京のスーパーで見かけることはまずないと思います。

このキノコ、焼くのには向かないのですが味噌汁に入れるととても良い香りと味が出て私は高級キノコのマツタケやシメジよりも美味しいと思います。しかし、いかにも山のキノコといった土臭さと木の香りが混ざったような独特の香りと味なので好き嫌いはあるかと思います。

味噌汁1回分しか採れませんでしたが、今夜はキノコ汁を楽しみながら半沢直樹那須川天心、どちらをリアルタイムで見るか悩みたいと思います。