毎年この作業で1年の農作業が終わります。既に来年の花のつぼみが付き始めている梅の剪定です。
桜切るバカ、梅切らぬバカといいますが梅は徒長枝(とちょうし)という上へまっすぐに伸びる枝が沢山出てきて秋にはボサボサ頭のようになっています。
この徒長枝は1年でこんなに長く伸び、この枝が栄養を沢山使ってしまい、木が休んでいる冬の時期にこの枝を切って翌年の開花、結実に栄養分が回るようにします。
またこれだけ枝が込み合うと風通しが悪くなり害虫が付きやすくなったりするので毎年欠くことのできない作業です。
我が家には梅の大木が2本あり3日間かけて作業が終了し、梅のボサボサ頭もスッキリさせることができました。
切った枝を集めると山のようになって畑の隅に置いておいて来年の秋に燃やします。
今年も無事終了しましたが脚立を使ったり木に登ったり高所で色々な体勢で作業するので結構バランス感覚が重要です。枝の下で体を反り返らせたり、高いところまで手を思いっきり伸ばしたり歳をとるごとに体の柔軟性が失われていることを実感します。
さてあと何年この作業ができることやら・・・