少し前のことですが中国が政治問題から台湾産パインを輸入禁止にして行き場を無くしたため日本が代わりに輸入しているとのニュースがありました。
私の住む田舎のスーパーでも台湾パインが並ぶようになりひとつ600円と少々割高でしたが買ってみました。
急に大きなマーケットがなくなると長期保存できるものではないので一時的に生産者はダメージを受けたのではないか同じ農家として心配になってしまいます。
異常気象や生産過剰などどうしようもない問題で行き場を失うだけでも生産者はやりきれない思いに駆られますが、政治問題で苦労して作ったものが売れなくなるのは我慢ならないでしょう。日本が積極的に輸入していることは本当に良いことだと思います。
ニュースでは台湾パインは糖度も高く芯まで食べられるとのこと。
確かに芯もスジっぽさが少なく美味しく食べられましたが、色々なニュースや台湾バナナの良いイメージから過剰な期待をしてしまったせいか思ったより甘みがイマイチ。
フィリピン産でも結構甘いのでちょっと残念感が漂ってしまいました。私も果樹を作っていますが、沢山収穫する中では見かけは良くても味はもう一つのものがどうしても出てきます。
今回は外れ品に当たってしまったかもしれませんので引き続き台湾産の果物は応援していきたいと思います。