MantaAさんのリゾートへ行こうのブログで山形の岩ガキの写真が載っていました。とても美味しそうで食いてえなぁと思っていたら近所、といっても7kmくらい離れた鮮魚店に売ってました。
知り合いからこの鮮魚店にコロナ渦で行き先を失ったカニを安く売っていると聞いて行ったところ普段は高価な魚介類が安価で沢山売っていました。
この岩ガキ、特大で一口では食べられない大きさだったのですが、1個350円。800g近いズワイガニはネットで見ると3000円くらいするのですが600円、サザエは120円、ノドグロも新潟県の道の駅で買った時は3000円くらいしたのが1800円。なんか得した気分です。
安いのは嬉しいのですが、漁師の皆さんはつらいだろうなと思いつつ美味しくいただきました。カニは冬に捕ってGW用に保存していたものが、コロナ自粛で行き場を失い安く売り出されているのだと思いますが、少しでも貢献しようとつい沢山買ってしまいました。写真のカニは足が一本無いですが、ちゃんとついていてミソもしっかり入っていて美味しかったです。
でも他人ごとではありません。私の収益源であるパセリ。順調に育っていますが、殆どが業務用として出荷されています。ホテルや飲食店の宴会の刺身のツマで沢山使用されていると思うのですが、このままだったらパセリも行き場を失い畑で廃棄なんてことになる可能性もあります。うちのパセリの出荷が始まる6月後半には首都圏の緊急事態宣言も解除されて少しでも普通の生活に近づいて欲しいものです。
まあ百姓は飢え死にすることはないので、パセリの出荷調整が入ったらブログ読者の皆さんに食べてもらおうかななんて思っています。