桃の花が開花しました。桜のように花の数は多くありませんが桜より色が濃くてとても綺麗です。この時期に中央道をドライブすると山梨県の一宮御坂インター周辺は桃畑が広がっておりピンクの絨毯を敷いたように見えて絶景です。
三国志好きの私は桃の花を見ると桃園の誓いを思い出してしまいます。劉備、関羽、張飛が義兄弟の契りを結び「生まれた日は違えども死す時は同じ日同じ時を願わん」と桃の花の中で誓いを立てるところは作り話とはいえ本当にカッコイイと思います。


畑には桃の木が三本あるのですが品種が違うと若干花の色が違います。左は私が3年前に植えた「なつみらい」という品種です。右は父が30年くらい前に植えたもので品種はわからないのですがこちらの方が赤っぽく濃い色の花が咲いています。残念ながらこの父の植えた桃はそろそろ寿命のようで幹に穴が開いて2年前の台風で一番良い実が付いていた枝が折れてしまいました。それでも半分つながっていて昨年は実を付け今年も花を咲かせてくれ植物の生命力には驚かされます。この枝が折れた年に父は亡くなりましたが死す時は同年ではなく桃には少しでも長く実をつけてもらいたいので今年もしっかりと世話をしたいと思います。