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百笑一気 ~笑顔が好きだから~

早期退職して長野県で晴耕雨読の生活をしています。第二の故郷は中国上海です

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百姓日記 Vol.180 ~渋柿~

今年も柿が沢山実を付けました。

柿は他の果樹栽培では必要な剪定、摘果、袋掛け、消毒など一切手を掛けずに病気にもならず育ってくれます。

私の住む地域は寒冷地で渋柿しか育たないためこのままでは食べることができず干し柿にしたり渋抜きをして食べます。

「柿をさわす」って意味わかりませんよね。この地方の方言で焼酎を使って柿の渋を抜くことを「さわす」と言い渋を抜いた柿のことをさわし柿と言います。

干したりさわしたり手がかかるのですが今年は姉が簡単な渋柿料理をつくってくれました。

はい、てんぷらです。渋柿を細く棒状に切っててんぷらにすると渋が抜けるようです。

ほんのりと甘くて野菜や海産物のてんぷらの口直しに加えるとちょうどいいかもしれません。

食べるのに手がかかりますが田舎では結構人気で近所のスーパーの生産者直売コーナーに出品すると結構売れるんです。

今年は柿の販売でゴルフ5回分くらいの収入がありました。何も手を掛けずに収穫して袋に入れるだけなので効率がいい商売です。

ゴルフの方もパーシモンパワーで飛距離が伸びればもっといいんですけどね。

百姓日記 Vol.179 ~洋ナシ~

今年は桃やリンゴなど果樹がとても順調で美味しく育ちました。

1本だけある洋ナシも沢山実をつけ10月末に収穫しましたが、洋ナシは収穫後追熟させ11月に入ってからが食べごろです。

収穫後は発泡スチロールの箱に入れて保存しておきますが採れたては少し硬くジャキジャキした歯ごたえが残ります。しかし一週間ほど追熟させるとねっとりとした歯ごたえになり甘みも増してきます。

洋ナシは食べごろを見極めるのがとても難しいのですが、自分で作っていると最高のタイミングで食べることができるので一年間世話をした苦労が報われます。

サクランボやブドウなど果物はだいたい海外の品種と日本の品種がありますが、日本人なのでどれも日本の品種の方が美味しいと感じます。

でも梨は日本梨のみずみずしさも大好きですし洋ナシの甘い香りやねっとりとした食感も最高です。

まあ品種というよりは日本の大地と水で育ったものは日本人の口に合うんでしょうね。

 

雑感 Vol.212 ~ヘラブナ放流~

地区の林野組合で管理している山林にため池があり一日500円でヘラブナ釣りができます。釣った魚の持ち帰りは禁止なのですが有料なので年1回ヘラブナを放流しており先日立ち会ってきました。

フナの仲間なのでそれほど大きくなく10cmくらいの大きさと思いましたが40cmの大物も沢山いてコイかと思うほどでした。

網でヘラブナをすくい出しコンテナでため池まで10往復くらい。

ヘラブナは元気に泳いでいきましたがなんと大阪から運んできたとのこと。長野県でもニジマスなど魚の養殖しているところは沢山あるので県内から運んできたと思ったのですがヘラブナの養殖は関東ではしていないようです。どおりで運転手さんが関西弁だと思いました。

山に囲まれた閉鎖的なところで育った長野県民はやたらに元気な関西弁を聞くとちょっと引いてしまうので大阪からきたヘラブナ君たちもこの田舎のため池では最初はおとなしくしていた方が早く溶け込めますよ。

 

ゴルフ Vol.86 ~晴ケ峰カントリー 林野組合コンペ~

今日は地元の山を管理する林野組合のコンペに参加してきました。

抜けるような青空って今日のような空を言うんでしょうね。

空気は澄んで雲も風もなくこの時期にしては暖かく最高のゴルフ日和で周辺の山々もいつもより近く見えました。

紅葉シーズンも後半ですがまだまだ見頃です。

手前の黄色い樹の葉はもみじの形なんですがイチョウのような鮮やかな黄色。ちょっと珍しい種類かもしれません。

さて最高のコンディションの中でのゴルフでしたが最近調子が良く前半は上がり3ホールをパーでまとめて41。ベストスコア更新もいけそうで昼のビールをやめようかと思ったのですがコンペプランでドリンク券がついており我慢できずに乾杯。

なんとか80台にはまとめましたが後半がちょっと残念な結果になってしまいました。まあ十分楽しめたので良しとしましょう。

 

百姓日記 Vol.178 ~リーキ~

私が所有している貸家を東京から移住して借りていただいたセレブマダムに昨年ネギを持って行ったところ一言。

「リーキは作っていませんか?」

何それ??リーキやポワロ―と呼ばれる西洋ネギのことでネットで種が購入できたので育ててみました。

小さい種ですが発芽率はほぼ100%、苗の段階ではネギと見分けがつかなかったのですが成長すると明らかにネギと違います。左の列がネギで右がリーキです。

ネギは筒状なんですがリーキは平面上の葉が何枚も出ています。

初めて育てたので栽培法もわからずちょっと失敗。

白菜のように葉が重なり合っているので上の方まで土寄せをしたら葉の間に土が入ってしまいました。ネギのように土寄せをして白い部分をなるべく長くするのではなく土寄せせずにもっと根の部分を太くした方が良さそうでした。

でも断面はこんな感じに葉が何枚も重なりあいネギのように空洞ではなくまるで木の年輪みたいです。

食べてみるとネギのような香りはなく煮込むと柔らかくなるのですが芯まで葉が詰まっているのでボリューム感がありポトフなどにはもってこいの野菜です。

消毒をしないでも病気にかからず虫もつかず手がかからずに育てられたので来年も作ってみようと思います。

さすがセレブマダムは田舎の百姓が知らないものを知っていて良いものを紹介してくれて感謝です。

さて今日はリーキを沢山手にしましたが週末のゴルフコンペでは前回バンカーで叩いてしまったのでレーキを手にしないようにプレーしたいと思います。

 

 

百姓日記 Vol.177 ~りんご収穫~

一年間世話をしてきたりんごが今年も真っ赤に実り今日は秋晴れの中、収穫をしました。やっぱり色々な作業をする中でも収穫はこれまでの苦労が報われ爽快感や充実感があります。

昨年は夏から秋にかけて天候不順で長野県のりんごは出来が良くなく贈答用の品質の高いものは数が全然足りなかったようです。

我が家のりんごも小ぶりで全く蜜が入らず味もイマイチでした。

さて今年は・・・

しっかりと蜜が入って実も大きくて締まってシャキシャキの食感が最高です。昨年カルシウムの葉面散布を行ったところ実が締まることがわかり、今年はカルシウムに加えマグネシウムも散布しました。

亡き父が作っていたころの食感が今年は再現でき会社を退職して3年、やっと満足できる品質に仕上げることができました。

話は変わりますが今年の甲子園で優勝した仙台育英高校の監督のスピーチとても良かったですね。「青春って密なんです!」

あやかりまして私もひとこと

今年のりんごって蜜なんです!

 

ゴルフ Vol.85 ~晴ケ峰カントリー~

今日は地元の友人と晴ケ峰カントリーでプレーしてきましたが、山岳コースなので紅葉がとても綺麗で目を楽しませてくれました。

さすがにスタート時は寒かったのですがまだティーも手で刺すことができ、陽があたってくると上着も脱げて快適にプレーできました。

もみじやカエデの赤もいいですが私はカラマツ林が黄色に染まるのが好きです。

一か月前の同じ林はこんな感じです。

カラマツは黄色くなるとすぐに葉が落ちるので綺麗に見れるのは5日くらいではないでしょうか。おそらく来週は葉が落ちて茶色い枝が目立つ林になってしまいます。

今日もバーディーが取れ最近調子が良いのですが、バンカーで鹿の足跡にはまったり、ならしてない足跡にはまったり、一度で脱出できないことが2回もあって80台がでませんでした。

でも短い紅葉のシーズンを十分に楽しめました。

紅葉ネタが続いていますが、私が通った小学校の近くを通った時にとても綺麗な写真が撮れたのでおまけです。赤、青、黄色の三原色が見事です。それではワンピース風に 

ドン