菅政権がスタートしています。
農家の長男に生まれ自分で稼いだ金で大学に通い一国の首相まで上りつめた苦労人。歴代首相や現役大臣をみても安倍さん、鳩山さん、河野さん、小泉さんなど世襲議員が多い中で庶民の気持ちを理解して政治の世界を変えてくれるのではないかと期待してしまいます。
私も同じ農家の長男なのでイヨッ!農家の星!!と応援したい気持ちもあるのですが、ちょっと待てよ??少々穿った見方をすれば、農家の長男から上り詰めたって苦労して底から這いあがったって言いたいんじゃないの?ということは農家は底の国民ってことかい!!
でもそうなんですよね。江戸時代から最下級の農民にやる気を出させるために士農工商なんていう序列を無理やり作っていたこともありましたね。
また以前に久米宏さんだったかな?昔NHKで「明るい農村」という番組があったのですが、元々農村が明るいものであればこんな番組は作らない、農村は暗いというイメージを逆に植え付けていると言っていましたが、まさにその通りだと思います。
昨日のブログに書いた池袋で暴走事故を起こした元官僚の上級国民は事故を起こした時は予約していたフレンチレストランに向かう途中。一方こちらは最近のブログネタもイナゴやアケビや山から採ってたキノコを喜んで食す下級国民というか原始人。
まあ上級であれ下級であれ人生をどれだけ楽しんで自分で納得できるかが大事ではないかと思います。
話は変わりますが、このブログで「穿(うが)った見方」という表現を使いましたが、「ひねくれた見方」という意味で使いました。気になって調べたら本来は「物事の本質を捉えようと鋭い視点の見方」という良い意味の言葉だそうです。
農民は冬はヒマになるので下級国民もっと勉強します!