庭や畑に口紅ラッパ水仙が咲きました。名前の通り水仙の一種でラッパのような花弁を持ちラッパの周りは口紅を塗ったような色になっているのが特徴です。
この花、私が小学生の頃、学研の科学と学習という雑誌があり私が取っていた科学の付録についてきた球根を亡き母が毎年植え替えて増やしたものです。
学研の科学と学習。月刊誌で毎月家に届けてくれ、特に付録が楽しみでした。蟻の巣の観察セットで蟻を捕まえて巣を作る様子を観察したり、豆腐作りセットで豆腐を作ったこともあったと思います。我が家では漫画系の雑誌は買ってくれなかったので、この学研の科学で得る情報が子供の頃の貴重な情報収集源でした。
この雑誌で学んだことも多かったので上海へ赴任する前、2003年ころ長男に買った記憶があります。私が子供の頃と同じように付録がついてきて電磁石を作って遊んだり、子供も喜んでいました。
残念ながらこの学研の科学と学習、2010年で廃刊になったようです。ゲームなど子供の娯楽は沢山出来て、まして球根なんかの付録を付けてもマンション暮らしでは捨てるしかないし時代の流れで仕方ないかもしれません。子供と親が遊ぶきっかけとなるツールを提供してくれ良い雑誌だったんですけどね。コロナ自粛の今、これがあったら結構助かるんじゃないかと思いますが廃刊になっていて残念です。とうとう私の住む田舎、長野県諏訪保健所管内でコロナ陽性者が出て市の広報の放送で注意喚起がありました。百姓は3つの蜜は避けられますが十分注意したいと思います。