コロナ騒動の前以来6年ぶりに上海に行ってきました。
この国の変化の速さにはいつも驚きますが今回最も驚いたのは空や空気がとても綺麗になっていたことです。
ホテルの窓から撮った朝焼けですが日本と全く変わらぬ綺麗さです。

空港からホテルへ向かう高速道路から見える外灘の高層ビルもはっきりと見えます。以前は霧の中にぼんやり見えるような感じだったのですが、日本の森ビルが建てた上海金融中心の上部の空間もはっきりと見え、栓抜きの形がよくわかります。

北京オリンピック、上海万博を経て街は綺麗になってコロナのロックダウンや環境意識の高まりで空や空気が一気に澄んできました。
私が住んでいた20年前はコンクリートで砂が舞い上がっていた道路も全てアスファルトに変わり何といっても真っ黒な排気ガスを吐き出して走っていた古びたトラックはもう見かけることはありませんでした。
そして一気に日本より大きく変わったのが電気自動車の普及率。上海のナンバープレートは電気自動車は緑色になっており高速道路を走る車を見ているとほぼ半分が電気自動車に変わっている感じでした。

これだけ一気に社会が変わるのは中国ならではのことですがその一方で電気自動車墓場が増えるなど負の側面も見えてくるのがちょっと心配です。