今年もあとわずか。正月の箱根駅伝が近づいてきました。高視聴率番組なのでご覧になる方も多いかと思いますが、なんとなくテレビをつけている方に私が応援する明治大学の注目選手を一緒に応援してもらいたく以下まとめたいと思います。
1.児玉真輝選手 2年 神奈川 鎌倉学園高
今年は青山学院の原監督が中心となってMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)対抗戦という陸上の競技会が開催されました。競技場はライトアップされ芸能人ゲストや各校応援団も来場し、abemaTVでLive配信されるという陸上としてはかなり派手な試みでした。
各校の主力選手がほとんど出場しましたが、児玉選手はなぜか欠場し前日の競技会に出場しました。
その理由はなんと当日の授業を優先⁈
え~!私が学生の頃は体育会の主力選手は授業なんて出てこなかったのに・・・
重要な大会だったので教授に説明すれば欠席しても補習などで単位もらえると思うのですが、最近の学生は本当に素晴らしい。
前日の競技会では強豪駒澤大学の選手を抑え見事に1位。当日は1区か3区で先頭集団にくらいついてくれ沢山TVに映ると思うので是非応援お願いします。
2.橋本大輝選手 4年 兵庫 須磨学園高
箱根駅伝を走る選手は殆どスポーツ推薦で今の時期には進学先が決まっています。しかしこの橋本選手は普通の受験生として2月の試験を受け一般入学生として体育会に所属しています。
明治大学は一般入学生は体育会の寮に入ることができないらしく4年間アパートで自炊をしながら体育会の厳しい練習をしてきたそうです。
入学時の5000mのタイムは15分台でスポーツ推薦の選手は13分台から14分台なので実力の差は大きかったのですが4年間地道に努力した結果、4年になって才能が開花。
箱根駅伝予選会では一時日本人のトップ集団を走り、11月の全日本大学駅伝ではエースが集う長距離区間の7区で区間4位と好走しています。
1月3日の復路、アンカー10区での出走が予測されていますが、アナウンサーからは「最初で最後の箱根」のアナウンスがあると思います。
ちなみに体操金メダリストの橋本大輝(だいき)選手と同じ名前ですが、こちらは橋本ひろき選手です。努力は必ず報われる!是非4年間の思いをぶつけ笑顔でゴールテープを切って欲しいものです。
3.小澤大輝選手 3年 静岡 韮山高
前出のMARCH対抗戦で2位に食い込んだ小澤大輝選手。こちらは金メダリストと同じだいき選手です。
昨年の箱根駅伝の特集番組で合宿の自由時間にPCに向かって勉強してる姿が紹介されていました。将来指導者への道も開けるので教員免許を取るための教職課程の課題をやっているとのことでした。
明治大学は教育学部がないので教員免許を取るためには学部の授業とは別に教職課程の授業を取らなければいけません。
私の知り合いでも途中で挫折した人が何人もいたくらいで体育会の練習をしながらでは本当に大変だと思います。
将来は経験を生かして立派な指導者になってくれると思いますが、その前に箱根で区間賞を取って名前の通り大きく輝いてほしいと思います。
おそらく1月2日往路の4区を走ると思います。
以上3選手を紹介しましたが、忘れてはならないもうひと方。
明治大学競争部の園原監督です。長野県が生んだオリンピアンでバルセロナオリンピックの競歩代表です。そして、はてなブロガー。
当日明治大学の監督車に乗るのは山本駅伝監督なので園原監督の声はテレビで聞けませんが、文武両道の素晴らしい学生が育っているのは園原監督のご指導があってこそだと思います。
是非大会終了後に選手の裏話をブログで紹介お願いします。