先週自宅のリビングのテレビを買い替えました。古い話ですが田舎の我が家は流行を追うこともなかったのでカラーテレビが家に来たのは昭和45年。小学校2年生でしたが、テレビが家に運び込まれてカラーの画像を見た感動は今でも鮮明に記憶しています。
当時では大きい20型の昔懐かしい家具調テレビで価格は20万円近く、メーカーはコロンビアでしたが今は消えていますね。
今回は37型から43型に大きくしたつもりなのですが現在のテレビは外縁が殆どないので画面が大きくなった気がしません。もう一回り大きいものにすればよかったと結構後悔しています。前後の関係で比較できませんが手前が古いテレビで台も金属部分が多く画面は大きくなっても重量は半分でした。
そしてこの手前のテレビは液晶ではなくプラズマ発光型。薄型テレビの黎明期はシャープやソニーの液晶とパナソニックやパイオニアのプラズマが競っていましたが今の若い人はプラズマテレビなんて聞いたこともないでしょうね。
結局液晶に軍配が上がってシャープは亀山工場からさらに大阪の堺市に液晶コンビナートを建設し生産拡大しましたが、価格競争で韓国メーカーに敗れ経営難に陥ってしまったのは日本人として本当に残念でした。
そういえば私が勤めていた会社もプロジェクター技術を持っていたのでリアプロジェクション方式で大画面テレビに参入しようとしましたが傷口が大きくならないうちに撤退して良かったです。
今回息子の勧めで機種を選択しましたが、近所の量販店では10万円以上、楽天は9万円くらい、結局Amazonで7万円で買いました。近所の店を応援したい気持ちを価格差が上回ってしまいましたね。
Amazonはともかく一時代を築いた日の丸家電メーカーが海外勢に歯が立たなくなってしまったことは残念でなりません。
頑張れ!ニッポン!!