毎年のことですが昨年も柿が沢山実をつけてくれました。肥料もやらず消毒もせず剪定もせず全く手をかけずに実をつけてくれ、実にも虫が全くつかない不思議な果物です。
黄色くなって美味しそうですが寒冷地では渋柿しか育たないため、これは渋柿です。生のまま口にすると凄い渋くて口がマヒするほどです。
ということで毎年この時期には姉が東京から来て干柿にしてくれます。
柿すだれが我が家にもできますが、この状態で茶色く色が変わるまで干して取り込みます。
取り込んだ干柿は稲ワラと保存すると白い粉がふいてきて甘みが増しますが、納豆みたいにワラに何か菌がついているんでしょうかね。
ようやく白い粉が出始めてきましたがこの状態でも渋は抜けて結構甘くなっています。それにしても干して渋を抜くという昔の人の知恵は大したものです。
見た目も良くなくちょっと硬くてそれほど美味しいとは言えませんが、昔は貴重な冬場のお菓子だったはずで今年もコタツに入ってゆっくりと味わいたいと思います。