テレビのクイズ番組でよくでる問題です。巻き寿司のネタで人気のかんぴょう、さて何から作るのでしょう。次の中から選んでください。①朝顔 ②昼顔 ③夕顔。このクイズ意外と正答率が低いんですよね。
まあタイトルが答えですが夕顔から作ります。写真は夕顔の花で、ツル系の植物で棚を作って育てるのが一般的のようですが私は棚を作るのが面倒なのと実が凄い大きくなるので地べたを這わせています。
病気にも強くて消毒をしなくても大きな実がゴロゴロと大きくなってきます。
下の写真の実は早めに収穫したので小さいですが放っておくと1メートル以上にもなるので一つ実を収穫すると食べきれません。
巻き寿司ネタのかんぴょうはこの夕顔を輪切りにして大根の桂剥きのように長く剥いて干したものです。子供の頃はかんぴょうを家で沢山作っていたのでこの時期物干しざおはかんぴょうに占領されていました。ということで冒頭のクイズは田舎者にとっては常識なのですが都会の方はわかりませんよね。
この夕顔、かんぴょうにする以外には実を煮て食べると独特のぷにょぷにょした食感でなかなか美味しいです。料亭などで珍しい食材として出されるそうですが都会のスーパーでは売ってないと思います。私の良く行くスーパーでも今年は見かけることはありません。今年はというのは昨年までは売られていましたが、この夕顔私は経験したことがありませんが、かなり低い確率で苦いものがあるそうです。この苦みが食中毒を起こすそうで昨年食中毒騒ぎがあり今年はスーパーも敬遠しているようです。
まあ煮て食べるともともと夕顔自体の味は薄いので味付け通りの味に仕上がり料理のし甲斐のある食材などではないでしょうか。癖のない優しい食感と味の食材なので優顔といってもいいかもしれませんね。