昨日リンゴの新品種「ぐんま名月」のことを書きましたが、購入した苗にこんなものが付いていました。日本には種苗法という法律があって日本の優良品種の種や苗を国外に出すことを禁じています。
法があれば必ず犯す輩が現れます。平昌オリンピックでカーリングの女子がモグモグタイムで韓国産のイチゴを食べている映像が流れましたが、あれは日本から違法に持ち出された品種だと何かで読みました。半導体や液晶の技術だけでなく農業の分野でもこんなことが起きているんだと少々驚きました。
でもリンゴは大丈夫!断言できます。イチゴはハウス内で水耕栽培だと思うので日本とほぼ同じ条件で栽培ができます。しかしリンゴは大地に樹を植え収穫までに何年もかかり成長は土や水の品質に大きく影響されます。収穫できるようになっても日照時間が短かったりすると色付きが悪かったり良いものができません。中国にいたころ会社の食事には果物が必ず一つついて中国産のリンゴもよく食べましたが、月とスッポンというかさらに格差の大きい言葉でないと表せないくらい差がありました。中国の空は霞みがちなので色付きも全然ダメでした。苗を持ち込んでも水、土、日光が違うので同じ品質のものはできないと思います。
以前によく聴いた19の歌、日本はまさに「水・陸・そら、無限大」です!