コロナウイルスの自粛ムードが漂う3連休でしたが天気も良く2ラウンドしました。21日は地元の友人と三井の森蓼科カントリークラブで。冬場はクローズし4月から本格オープンなのですが3月はプレオープンで食事も入浴もなくスル―で6100円。このコースか隣の姉妹コースは王貞治さんも会員になっている名門コースなので手入れも良く非常にお得でした。
良くも悪くもないスコアだったのでコースから見えた八ヶ岳を紹介したいと思います。地元の民話では大昔八ヶ岳は富士山より高くそれに不満を感じた富士山に蹴飛ばされ八つに裂けて富士山より低くなったという言い伝えがあります。峰は八つ以上あり、どの峰を八つに数えるかは正確には決められていないようです。
左の写真が八ヶ岳最北端の天狗岳。右の写真の左側の横に長くギザギザしている稜線が横岳。八ヶ岳の中では一番岩場が多い難所で鎖を掴んで登るところが何か所もあります。右側に高い峰がありますがよく見ると山頂が二つ見えます。高く見える一番右の峰が阿弥陀岳2805m、左側に半分だけ見えるのが八ヶ岳の主峰赤岳2899mです。長野県側からは赤岳が遠くにあるので阿弥陀岳より低く見えてしまいます。
この写真の奥に白く見えるのが硫黄岳。この峰の北側には有史以前の噴火でできた爆裂火口があり断崖絶壁になっています。手前の尖っているのが峰の松目。なぜかこの峰だけ名前に山とか岳がついていません。
私の通った小中高の校歌にはどれにも八ヶ岳がでてくるように地元では観光や信仰において代表する山で、中学の時には登山があり、硫黄岳、横岳、赤岳を縦走しました。硫黄岳の爆裂火口は吸い込まれそうでとても迫力があったのを覚えています。たまに甲子園で流れる山の反対側にある佐久長聖高校の校歌にも「八つの群山(むらやま)」と八ヶ岳が歌われています。
良い天気だったので八ヶ岳と反対側の山の向こうに真っ白な乗鞍岳も見えました。馬の鞍に形が似ているとついた名前の通りの形ですね。この乗鞍岳も八ヶ岳も火山で最近は噴火していませんが、数年前に被害を出した御嶽山も1979年に有史以来の噴火をしており、最近は自然災害も多く何が起こるかわからないので引き続き穏やかでいてくれることを願います。