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百笑一気 ~笑顔が好きだから~

早期退職して長野県で晴耕雨読の生活をしています。第二の故郷は中国上海です

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雑感 Vol.26 ~帰ってきたぞ!ウルトラマン~

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帰ってきたウルトラマン

帰ってきたウルトラマン見終わりました。主題歌はまだ歌えるし、戦闘の時の音楽も懐かしく思い出しました。戦闘機マットアローが飛び立つときに「ワンダバダバ、ワンダバダバダ」のコーラスと共に流れる曲。このフレーズ、ワンピースの中にも出てきたので作者の尾田栄一郎さんも世代は違いますがアイデアを出すのに見てたのではないかと思われます。

また昭和を振り返るという観点で見るととても面白かったです。日本軍が戦争中に作った毒ガスや夢の島のごみ問題など当時の社会問題をテーマにした回もありました。特に夢の島は当時の映像が出てきて驚きです。生ごみが発酵しガスが発生して自然発火している場面があったのですが、ネットで調べると実際にこのような現象があったようです。今の綺麗に生まれ変わった夢の島からすると粗大ごみが山積みされビニール袋が飛び回り、ブルドーザでゴミを埋めている風景はちょっと信じられませんでした。

怪獣と戦うMATは海底基地や宇宙ステーションを持つなど科学の最先端を走っていたはずですがコンピュータ出力は小さい穴がパンチされた紙テープ、音声はカセットのもう一世代前の大きいリールのテープ。訓練では丸太を担いだり、火の輪をくぐるという昭和の中でもバリバリの根性重視の体育会系。隊長は基地の机で勤務中にタバコは吸うし、女性隊員がコーヒーをいれたり現代社会とのギャップがたまらなく面白かったです。

ファッションや車がレトロなのは当然のこと、今では見かけられなくなった花柄の魔法瓶、黒電話、子供が遊ぶアメリカンクラッカー、毎回出てくる懐かしいものはもう数え切れません。その中で一番ツボにはまったのが、熱を出すとおでこに乗っけた氷の入った袋(写真参照 名前はあるのかな)。昔のドラマや漫画で病人を表現するときは必ずこの袋が登場して一度自分のおでこに乗せてみたいと思っていました。さすがに今では目にすることはなく本当に懐かしかったです。

怪獣の背中のファスナーが見えても、空飛ぶウルトラマンがオモチャ感アリアリでも、飛行機を吊り下げるピアノ線が見えてもこれは不朽の名作と言って良いです。ミニスカートが流行っていた時代なので女性のスカートがやたらと短いのですが、やはり榊原るみさんのミニスカート姿が秀逸で、後世に伝えなければならないと思っているのは私だけでしょうか・・・