昔、正月にTVを見ながら食べるものと言えば、今のように色々手に入るわけではなかったのでみかんと落花生。みかんは段ボール箱入りのものが必ず家にありました。もっと前は木箱入りだったかな。落花生は殻と豆の表面を覆っているピンク色の薄皮を剥いて食べるのでいつの間にかこたつ布団が殻やカスだらけになっていたのを覚えています。
落花生といえば千葉県の特産品。全国の77%が千葉県産のようです。温暖な千葉県の作物なので私の住む長野県、特に私の家は標高800m以上の超寒冷地なので作れる作物ではないと思っていましたが一昨年育てたところしっかりと実をつけてくれました。昨年は近所の百姓の恩師が「大粒の落花生の種を分けてやる」と言ってくれ分けてもらって育てました。順調に育ち確かに大粒の落花生が収穫できました。一昨年の種も一緒に育てましたが写真の通り確かに二回り大きな落花生が収穫できました。
美味いんだわ。これが。買った落花生は実についているピンクの薄皮も剥がさないと口の中に張り付いたりして邪魔者なんですが、この薄皮も一緒に食べて問題なし。若干の渋みがアクセントとなって実の甘さを引き立てるし、何といってもこの薄皮にポリフェノールが沢山含まれているんだとか。一粒食べるとついつい手が出てやめられなくなってしまいます。
自家製梅酒とこの落花生でいい気分でブログ書いてますが、残念なメールが・・・週末に新国立競技場で行われるラグビー大学選手権決勝。大学職員の後輩に頼んでチケットを確保しようと思っていたのですが大学の職員にも回ってこない程の人気のようでTV観戦になりました。残念ですが落花生食べながらTVで母校の応援をすることにします😢
それにしても花が地面に落ちて実をつけるというめずらしい作物の落花生。花を咲かせた後、さらに美味しい実をつける。人生もこうありたいものです。