サラリーマン時代、営業関係が長かったので色々なところに出張に行く機会に恵まれました。東南アジアは殆どの国に行ったし、国内も北は北海道から南は九州まで良い経験をさせてもらいました。出張に必要なカバン、中国赴任時は偽ブランド品がいたるところで売っており、買うときの価格交渉の面白さ、店によっては回転扉の後ろの別室に案内されるスリル、何といっても価格の安さから偽ブランド品を使っていました。偽物でも本物と見分けのつかないものの多かったのですが、やはり使っているとボロが出てきます。偽ブランドは違法ですし、ある時からちゃんとしたものを使うようになりました。あまり高価なブランドは買えませんでしたが、やっぱり本物は使いやすいし耐久性では大きな差が出ます。最後に使ったカバン。PCと着替えを入れても余裕があり軽くて丈夫で1泊2日の出張はこれで十分でしたし、キャリーケースにも取り付けられたので海外でも便利でした。PCとモバイルのプロジェクタを持って行ったこともあったかな。デザインも大きさも気に入っていたのですが、もう使うことはありません。
まだ十分使えるのでもったいないなと思っていましたが、息子が使ってくれることになりました。現在はドイツの会社とあるプロジェクトを進めているとのこと。私が行くことのなかった欧米や米国にこのカバンを連れていってくれたらありがたいです。