今の時期、長野県をドライブすると黄金色に実った田んぼの中にこのように白い花が一面に咲いた光景を目にすることがあります。
さてこれ何の花でしょう。信州と言えば信州そば、蕎麦の花です。
かすみ草みたいな白い小さな花ですが、この花が散った後、花の一つ一つに黒い実が付きます。この黒い実を割って粉にしたものが蕎麦粉ですが、蕎麦の実は中心に行くほど白くなっていて中心部の白い部分を粉にして蕎麦をうったのもが更科蕎麦です。立ち食い蕎麦で良く出てくる黒っぽい蕎麦は外側の黒い部分も粉にしたものを麺にしています。蕎麦の実の外の黒い殻は枕の中身の素材として今も使われていると思います。
やっぱり長野県は美味しい蕎麦屋さんが多く、ゴルフ場で出てくる蕎麦も割とレベルが高いです。是非この時期に長野県にドライブする機会がありましたら、車を止めてこの蕎麦畑を見てください。なかなか綺麗ですよ。
花を見た後は蕎麦を食べたくなると思いますが、私は県外から友人が来たときはよくここへ案内します。蕎麦打ちも体験できて自分が打ったそばをすぐに茹でてくれて食べられ昔、子供を連れて行ったら粘土遊びと同じで結構喜んでました。
休日は相当混雑しますのでご注意を。